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【前編】オーダーメイドギターに手を出す(RY Guitar発見まで)

投稿日:2018年11月17日 更新日:

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新しいギターが欲しい

こんにちは。miscです。

みなさんギター買ってますか?

社会人になりたての頃、「また新しいの買っちゃった」と高いゴルフクラブについて話している上司を見て
理解に苦しみますわと思っていましたが、今ならその気持ちがよくわかります。

30代になった今、新しいギターが買いたい。
上手くなりたいというのも当然あるが、買いたい。
いい音がして、見た目もかっこよくて高級感のあるギターが欲しい。
そして自慢したい。
新しいギター欲し〜〜〜〜〜〜い。

定期的に来る「そうだ、新しいの買おう」と思った時のテンションの上がり方は尋常ではありません。
シェイプはどうしよう、木材はどうしよう、ピックアップは?ブリッジは?カラーは?などなど考えるだけであたかも買ったかのような気分になりますね。

欲しいギターについて考える

これまでも色々偏った楽器の買い方をしてきましたが、これまでで一番高かったのはIbanezのJ-customです。
定価は30万。まあ実際はセールで10万くらい安く買ったんですけど。見栄はってすいませんね。へへへ。
恐らく、エレキギターにおいてはこの価格帯以上はプロの世界なので私は全く良し悪しの区別が付かないと思います。
だいたい50万クラスになるとトップの木目のレアさとか、マスタービルダー(すごい職人)が作ってるとか、単純にブランド代だったりするんですよね。
AAAキルトメイプルとかかっこいいけど、宅録しかしないしな、自分。
なのでこれ以上高いものを買うつもりはありません。というか、買えません。

上記を踏まえて、欲しいスペックについて書き出してみました。

  1. お値段はまあ高くて25万くらい
    ⇒これが私の限界。
  2. ストラトシェイプ
    ⇒ディンキータイプでもなく、普通のやつ。
  3. ボディーはアルダー1p
    ⇒アルダーかアッシュかって究極の悩みかもしれないけど、アッシュはパキッと、アルダーはしっとりしたイメージなので好みの後者を選択。
  4. ピックアップはSSH配列
    ⇒SSSも2Hも持ってるけど、実はこの配列が一番いいんじゃないかという気がしているので。リアだけハムのカバー付けたい。
  5. ラージヘッド(非マッチングヘッド)
    ⇒音がどう違うとか全然わからんけど、見た目がめちゃくちゃ好き。好きすぎてブログのタイトルにした。
  6. ロッキングペグ
    ⇒弦交換の楽さが段違いなので。
  7. ブリッジはシンクロナイズド
    ⇒一時期FRTでアームをウィンウィンしたくてj-customを買ったけど、ピッキングのニュアンスがあまり好きじゃないのと、弦交換とかチューニングがスーパーめんどくさいのでやっぱり普通のがいい。
  8. カラーは黒
    ポリ塗装でつやつやした黒が好き。
  9. ハードウェアはゴールド
    形はストラトが好きだけど、レスポールカスタムみたいな黒+金の色の組み合わせが好き。意外にDQNっぽくなく、高級感がある感じ。
  10. ネックと指板はメイプル
    私のようなダメ耳でも、ローズウッドとメイプルの音の違いは完全にわかる。メイプルはパキッとした中にも艶みたいなのがあって、ずっと弾き続けられる良さがある。何言ってんだ?
え?さっきしっとりしたアルダーボディのほうが良いって言ったのになんでネックはメイプルが良いのって?
 ローズウッドも好きだけど見た目が好みじゃない。結局見た目かよ。

デジマートという、日本中の楽器屋が出品している楽器のアマゾンのようなサイトがある。
ここではギターを検索する際に細かくスペックを指定できるので、
上記のスペックをぶち込んで検索にかけてみた。

無い

出ない。

全然出てこないのだ。25万なのがダメなのか?と思い値段の検索条件をフリーにしたが、それでも出てこない。
高級コンポートギターメーカーのSuhrのMateus Asatoモデルは見た目的にかなり近くてとてもカッコいいが、ヘッドがな〜。

asato

てか高け〜〜〜〜〜。50万って。
つーか前から思ってたけど、Suhrって書いてサーって誰が読めるんだよ。愛ちゃんかよ。

あまりにも良好な検索結果が得られず興奮してしまった。
頭を落ち着かせ、前から一度は買ってみたいギターメーカー、例えばJames Tyler、Providence、Musicman、T’s guitar、Freedom Custom Guitar Reserch、もちろんSuhrも調べてみたが
結局コレというものが見つからなかった。まあ土下座したらあげるよと言われたら、するけど。

無いなら作るしかない

色々考えたが、望みのギターを手に入れるためには2つの手法しか残されていない。
作るか、作ってもらうかだ。

ギターを作れるところはたくさんある。ESPとか。
ただ俺は超絶不器用なので作るのは無し。もう作ってもらうしかない。

オーダーメイドに対応しているメーカーや工房は意外に多い。
さっき挙げたT’sとかFreedomなんかはオーダーがメインの工房だ。
ただまあいかんせん高い。そりゃそうだ。俺のために一点ものを作ってくれるんだし。だいたい40万くらいスタートだ。

むむむと思いながら探し続けると、気になる工房を見つけた。
その名もRYGuitar。
兵庫県に工房を構える、恥ずかしながら聞いたことのないブランドだった。

つづく。

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