お出かけ

フレンチド素人が行くガストロノミー・ジョエル・ロブション

投稿日:2018年11月24日 更新日:

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こんにちは。miscです。

皆さんは、贅沢な食事ときいて何を思い浮かべますか?

私のような庶民はまず最初にフランス料理が思い浮かびます。

私事ながら、この間めでたいことがありお祝いをすることになりました。

最初は近くのフレンチに行こうなんて話をしていましたが、なぜか次第に話が大きくなり

最終的にガストロノミー・ジョエル・ロブションに行くことになってしまいました。


ロブションとは

恥ずかしながら完全なる庶民なもので最近知ったのですが、このロブションってめちゃくちゃ有名なフレンチ料理店なんですね。奥さんが行きたい行きたい言うのでとりあえず公式サイトを見てみました。

ジョエル・ロブションが世界中で展開する様々なレストランの中でも、最高峰のブランドとして世界を魅了し続けている、ガストロノミー “ジョエル・ロブション”。

最高の素材を惜しみなく使い、素材が持つクオリティを最大限に引き出した、ロブション モダンフレンチの集大成を洗練されたサービスと共にお楽しみいただけます。

残念ながらつい最近亡くなってしまったそうなのですが、このロブションという方が恵比寿ガーデンプレイスで開いたお店のことをガストロノミー(略)というんですね。

試しに「高級フレンチ」で検索をかけたところ、一番上に出てくるページの一番上に名前が挙がっていました。

よくわかりませんが、とにかくヤバいということは確実に伝わってきますね。

予約する

兎にも角にも行くことが決まったので、まずは予約が必要です。

幸いにもロブションは公式ページからのウェブ予約が可能で、私のような電話予約苦手男には有難い限りです。

公式ページを見ると、ロブションと名のつく店が3つ出てきました。

用途によって住み分けがされてるんですね。

ただ狙いは最高峰の「ガストロノミー」一択。

迷った時は一番いいやつにする、私はこの考えでこれまで生きてきました。

「予約する」を選択すると、好きなコースやプランを選ぶページに飛びます。

現在、出てくるのは45,000円の「デギュスタシオンコース」だけ。

めちゃくちゃ強いボスみたいな名前が出てきましたが、私はスルーして席のみプランにしました。

デギュスタシオンコースは名前もかっこいいので非常に気になりましたが、高いのでやめました。迷ったときは一番いいやつにするという考えはどこに行ってしまったのでしょうか?
でも結果的に席のみプランにして正解だったと考えています。理由は後述します。

プランが決まれば、基本的には日時と人数を入力して空いている時間を選択すれば予約完了。いつも会社で飲み会の幹事ばかりさせられている私からしたら朝飯前でしかありません。

ただ流石に有名店なので、明日行きてえ〜と思っても予約が空いているような状況は稀です。出来れば1ヶ月は前から予約したほうがいいでしょう。

【補足】妊婦が同伴する場合

ちなみに他のレストラン同様、予約する際に記念日かどうかなどの連絡事項を入力する欄があります。

このブログをご覧になっている方の参考になればと思い記載しますが、首謀者である奥さんが実は妊娠しているため、そのことを念のため備考欄に記載しました。

というのも妊婦は食べられないものがいくつかあり、その中でも生ハムやナチュラルチーズは胎児のみに発動するガチヤバ菌が入っているため基本NGとされています。

なので、「申し訳ありませんがこうこうな事情がございますので配慮しちくり〜」みたいなことを記載しました。

正直ロブション側にはお手数お掛けして申し訳ないという気持ちですが、クソ高い店だしまあええやろの精神で入力しました。すいません。

あとは結婚記念日に近い日だったのでそのことを記載しました。ちょっとしたプレートと写真撮影のサービスがあったので、ぜひ。

当日を待つ(確認電話)

予約をすれば、あとは待つだけです。

この時期は仕事でしんどいことがあっても「まあ今度俺ロブション行くし別に良いか・・・」という気持ちになり、大変助かりました。

予約日の数日前になると、ロブションから電話が掛かってきます。

遠い昔、ちょっといいレストランを電話で予約した際めちゃくちゃダンディな声の男の人が出てきてうろたえてしまったという辛い過去を持った男としてはどんな人が出てくるんだろうと身構えましたが、普通の女の人の声でしたので安心しました。

電話の内容としては、席のみプランにしたのでコースは当日きめてくださいとのこと。承知しました。

あと妊婦がいることについても具体的に質問され、いろいろと細かい要望を伝えることができました。(生肉は避けたい、など)

ロブションに限った話ではないでしょうが、すごく親身に相談に乗っていただいて嬉しゅうございました。

当日〜潜入〜

ついに当日になりました。ロブションは当然ドレスコードなので、とりあえず通勤スーツを着て行きました。男はこういうところ適当で済むからいいですね。まあ、ダメなんだろうけど。でも先に書くと、実際ほかの客も大した格好してなかったので別にあまり気にしなくていいです(暴言)。

恵比寿駅で降りた後、ガーデンプレイスに向かいます。

動く歩道を5分ほど歩くと、イルミネーション真っ盛りの恵比寿ガーデンプレイスに到着しました。

初めてきたんですが、なかなか綺麗でした。東京では毎年恒例になっている偽クリスマスマーケットも盛況でした。

ここからは奥さんにナビを任せます。

「で、どこにロブションあるの?」

「ここをまっすぐ行った先」

なんということでしょう、ロブションはこのレッドカーペットをまっすぐ歩いた先にあるというのです。もはやガーデンプレイスの本体ではないですか。

時間が迫っていたのでとりあえず写真を撮りました。

ペルソナ5のパレスのような外観を呈していますね。そういう意味では、ある意味欲望が詰まってはいますが。

入り口まであと一歩のところまできましたが、場所がわからなくてまさかの建物を一周するハメになりました。本当に恥ずかしいですね。

入り口はここから見て右側面にありました。わかんねーよ。

店員さんと目が合うとドアを開けてくれ、名前と時間を告げるとカバンや上着を預かってくれました。

不思議と、こういう店の人って物腰柔らかすぎるのかあまり固くならずに済むんですよね。そういうスキルを習得しているんでしょうか?

スタッフの方のエスコート付きでエレベータに乗り、2階の部屋に案内してもらいました。

ついに来ました。ガストロノミー・ジョエル・ロブション。

インテリアは高級感はありつつシックというかシンプルで、いやらしさみたいなのは全然無かったです。

席に通され、ダンディなウェイターさんがやってきてメニューを貰いました。

当日選ぶディナーのコースは24,000円か30,000円のコースのどちらかにしようと決めていました。

基本、アミューズ(っていうの?)→前菜2品→メイン→デザートという流れ(+パンとチーズ)は同じで

違いはメインの品数が1品or2品か、というところだけ。

私はメイン2品、奥さんは1品のコースにしました。

コースはすべて選択制で、自分で全部決めて行きます。

フレンチって日本語で書いてても何言ってるか全然わかんないんですが、ウェイターさんが質問に片っ端から答えてくれるので助かりました。

こういう時は気取らずに慣れてない感を全面に出したほうがお互いに楽でいいですね。

向こうは妊婦のことももちろん把握されていて、このメニューは避けた方がいいですねとか色々相談に乗ってくれました。神・・・。

相当悩んで決めたあと、グラスシャンパンを注文してスパークリングワインで乾杯しました。(奥さんはノンアルのスパークリングを頼みました)

ワインのメニューが無かったので値段が不明であり、世間知らずの私はこの時点で「ああ、やばいところに来たんだな」と察しましたが、もう吹っ切れて流れに身をまかせることにしました。何故ならそのほうが楽しいからです。

この後はひたすら料理を食べたりワインを飲むだけなので、個人的に「良い・・・」と思ったところをかいつまんでご紹介します。

例のキャビアのやつ

ロブションといえばコレ、というやつです。多分コース問わず出てくるはず。美味しかったです。

エビのソースが入っているホットサンド

すいません、もうすでにお察しかと思うんですが、フレンチの正式な料理の名前は全然知らないし全然覚えてないのでその辺はご容赦ください。

これも問答無用で出てきたやつなんですが、マジで死ぬほど美味かったです。美味しすぎて「あ、帰ったらホットサンドメーカー買おう」と思ったくらい美味しかったです。ホットサンドメーカーは買ってません。

パン食べ放題

割と序盤に、店員さんがパンのワゴンを引っ提げて登場します。一個一個紹介してもらったあと食べたいパンを選ぶのですが、ここで飛ばしすぎると後で後悔します。自分はわりと食べる方なんですがここで食べ過ぎて後で大変な目にあったので、あなたがアメフト部でない限りは「ちょっと足りないかな?」くらいでいいかと思います。

でも遠慮しすぎると、店員さんが「それだけでいいんですか・・・?」と心配そうに煽ってくるので注意。我々が若造だからもっと食べるだろうと考えているんだと思います。私はこの煽りに乗り、やらかしました。

ただこのパン自体はめちゃくちゃ美味しかったので、まあ食べすぎるくらいでいいと思います。有名らしいですね、ロブションのパン。

注意点としては、先端が鋭利で命を刈り取る形をしているものが多いので口内出血しないよう気をつけてください。

そのほか美味しい料理諸々

ボキャ貧の私の言葉では良さを伝えきれないので、写真だけ載せます。

まあ、なんというか、全部美味しかったです。

チーズワゴン、デザートワゴン

ロブションではパン以外にも、このような人間の欲望を乗せたワゴンが1回ずつ我々のもとにやってきます。

チーズワゴンは聞いたこともないようなチーズが大量に存在していましたが、この時すでにお腹一杯だったので適当に選びました。

妊婦の奥さんはナチュラルチーズが食べられないので恨めしそうにしていましたが、まあそこそこ楽しめました(上から)

デザートワゴンはすごかったです。地球上のあらゆる洋菓子が全て乗っていました。

もう1台あるんですが、LED光ってるし。

気持ちは全制覇するつもりでしたが、パンを食べすぎたので断念しました。まあ恥ずかしくて全制覇なんてできませんが。

(素人向け)為になる情報

ここでフレンチ料理に慣れていないのにロブションに行ってしまう我々のような方向けに注意事項を記載します。

  1. 量が多い
    一品一品の量が多いわけではないのですが、ワゴン類の種類が豊富で店員さんもカッコつけずにどんどん提供しようとしてくれるので、調子に乗るとすぐお腹いっぱいになります。我慢する勇気が必要です。何度も言いますが、パン大好き星人でない限りは序盤飛ばしすぎないように・・・。
  2. コースは特別なやつじゃなくても十分(なはず)
    完全に酸っぱい葡萄ですが、デ・・・デギュ・・・デギュスタシオンコースは品数がさらに多いので、単純に全部食べきるのも大変だと思います。お金持ちはそんなこと全然気にしないと思いますが、「お金持ちじゃないけどロブションでお腹いっぱい食いてえ〜〜」
    という凡夫(ぼんぷ)は24,000円もしくは30,000円のコースで十分だと思います。万が一足りなかったら最後のデザートでリミッターを解除すればなんとかなると思います。責任は負いません。

良かったのでぜひ

フレンチド素人が行くガストロノミー・ジョエル・ロブションは如何だったでしょうか?
店の雰囲気は全然硬くないし、店員さんもいい意味でフランクかつ丁寧だったので若造でも十分楽しめると思います。ちなみに外国人が多くて終始色んな言語が聞こえてきました。

長くなりましたが、とても良いお店だったので記念日などとっておきのタイミングで是非行ってみてください!

そして、パンは食べ過ぎないように注意してください。

おわり

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